2009年9月4日金曜日

9月6日 干溝シンポジウム

すっかり秋の気配です。夏の終わりと同時に芸術祭もそろそろ終わりを迎えますが、締めくくりとして「地域コミュニティとアート」というテーマでシンポジウムをおこないます。みなさまお誘い合わせの上、是非お越し下さい。


2009 年 文化庁「文化・芸術による創造のまち」助成事業
シンポジウム:地域コミュニティとアート

2009 年9 月6 日(日)17 時~19 時
場所:干溝集落開発センター(十日町市干溝)
パネリスト:日沼禎子氏(青森公立大学 国際芸術センター青森 学芸員)熊倉敬聡氏(慶應義塾大学 アートセンター所員)
司   会:稲垣立男(アーティスト・法政大学国際文化学部教授)

 十日町市干溝集落と法政大学国際文化学部稲垣立男研究室は、干溝集落活性化のため「干溝プロジェクト」を合同で行っています。2008 年末からはじめたこの取り組みのひとつの成果として、大地の芸術祭に合わせ、集落内の空家を活用した「干溝博物館」をオープンさせました。「干溝博物館」は、長い歴史をもつ干溝集落における共通のことがらである“こども” に着目、こどもから導かれる様々な要素を浮かび上がらせ、作品化しています。大人にとっては自分自身のこども時代を改めて振り返り、集落に思いを馳せ、またこどもたちはワークショップ形式でテレビ番組や秘密基地の制作、架空のコンビニエンスストアまで作り上げました。干溝集落のみなさんにとっての時代/場所/コミュニティのつなぎ手となった大学ゼミ。今後も続く干溝のまちづくりにおいて、この博物館の意義と大学ゼミの関わりについて、シンポジウム形式で考察します。また、パネラーとして、他地域で地域コミュニティと密接に関わりながら、美術活動を展開されている青森と東京からゲストをお迎えし、実践報告と干溝プロジェクトの可能性にお話しいただきます。ぜひ、ご参加ください。

参加費:大地の芸術祭 パスポートをお持ちの方、および干溝集落の方はどなたでもご参加いただけます(パスポートをお持ちでない方は、入館料として¥300 いただきます)
*シンポジウムのあと、ささやかですが交流会を予定しております。あわせてご参加ください
*お申し込みは不要です。直接会場へお越し下さい

お問い合わせ:「大地の芸術祭の里」総合案内所
電話:025-595-6688

9 月13 日(日)まで「干溝博物館」開館中です!
開館時間 10 時~17 時30 分

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