2009年5月5日火曜日

新潟・干溝プロジェクト合宿 ②

~干溝に到着~
               
昼過ぎ頃に、干溝集落のある越後田沢駅に到着
    

先生と合流し、今日宿泊させてもらう集会所で少し休憩をしてから駅の直ぐ近くにあるヤマザキショップで昼食を買い、干溝を見て回ることに。(コンビニはセブンイレブンが車で1分くらいの所にあるようです。)干溝を散歩していると、集落の人々に何人かお会いしました。皆さん、気さくに挨拶を交わしてくれ、途中で偶然お会いしたある奥様にはお茶にも誘って頂きました。こんなに沢山の学生で行っては迷惑だと、今回は遠慮しましたが、次回は是非ゆっくりお話したいです。

ここが干溝博物館プロジェクトで使わせて頂く、貸家です。隣に住む大家さんには、今回も大変お世話になりました。このお家は内部構造がとても面白く、二階建てな上、屋根裏部屋があり更にベランダ付きという風に展示を行うのに素晴らしい舞台となってくれそうです。しばらく人が住んでいなかったので、明日はこのお家を皆で使うことができるようにするため全員で大掃除に挑みます。夕食までの時間は、全員で集まって企画会議を行いました。今夜の集落の人々との食事の席で私達の歓迎を兼ねて集まってくださる消防団の皆さんにインタビューする内容の確認を行いました。主にはこの一点 『彼等の子供時代の遊ぶ場所・昔のエピソード』です。今回のプロジェクトにもある「世代を超えたつながり」において干溝の変わっていったもの、変わらないものをできるだけ多くの住人の方々から伺い干溝集落の現在と過去の姿を捉えたい、と考えました。4年生の星野班・高橋班に分かれて、各自が干溝の地図を片手にインタビューを行い、後日まとめて整理するということになりました。

~その前に一旦集落のお手伝い~
ゼミ生の半分以上は花壇の手入れに、私達は今夜ご馳走になる独活の皮剥きを手伝いました。独活って食べたことはあるけど調理したのは初めてでした。もとはすごく長い茎の植物なんですね。食事の時も集落の皆さんが有難い事にそれぞれお料理を持参して来てくださったのですが、多くの方が魚や、山菜を食材から手に入れて調理してくれていたものでした。それがとても新鮮で、味付けもすごく美味しいのには感動でした。


~お食事会~

















集落の消防団の方々が、晩御飯&歓迎会を行ってくれました。
午後五時半ごろからスタート。稲垣先生一家、私達ゼミ生と消防団の方々が向かい合って座っています。皆さん、気さくな方ばかりで最初は緊張していた私達も徐々にインタビューやお話を伺うことができるようになりました。机の上のおつまみやお料理は、消防団の方やそれぞれの奥様が作って下さったものです。本当に美味しいお食事と楽しい席を用意してくださって有難うございました。

初対面の私達にも集落の方々は子供の頃の色々な話をしてくださり、聞いている私達もまるでその情景が目に浮かぶようでした。世代別に見ていくと、変わっていった子供時代の遊びや消えていった習慣や事物を多く知ることができました。今回の貴重なお話を経て、次にどのように繋げるかまた話し合っていきたいと思います。子供たちの遊ぶ声も6時半くらいになるともう聞こえなくなり、この日は夜も更けた頃にようやく解散となりました。皆様、お疲れさまです。

~銭湯~
片付けが終わった後、稲垣ゼミのメンバーは集落の方に銭湯に連れていって頂きました。近道の田圃と田圃の間を通る道を歩いたのですが、暗くて、更に足元が不安定だったので歩くのに苦労しました。銭湯はとても綺麗で、私達は一日の疲れを十分にとることができました。夜は、それぞれお借りしたものや稲垣先生が用意してくれたお布団に包まって就寝。明日は大掃除なので体力温存です。おやすみなさい。
→ 新潟・干溝プロジェクト合宿 ③

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